途上ではありますがdcrawのコンパイル、raw現像ができる様に成りました。
ただ私がメインで使っているgimpでは扱えるのは8bitr出力のファイルだけで、dcrawを使う最大目的である16bit-linearで出力したファイルを扱う事は出来ません。
私が調べた所CinePaintで16bitデーターを扱える様なのですがWindows用の物は現在中断しているらしく、プラットホームとしてLinuxが必要と成ります。
現在メインで使っているWindowsマシン以外にLinuxマシンがあるのでそちらにインストールしてNFSでデーター交換というやり方も考えたのですが、それでは使い勝手が著しく悪くポータビリティーも無くなってしまうので仮想マシンをインストールしその上でLinuxを走らせる事にしました。
仮想マシンについては他に「VMware Player」と言う手もありましたが、Windowsとのデーター交換のし易さを考えてVirtualBoxに決定しました。
補足ですが、Windowsと仮想マシン上のLinux間のデーター交換方法として
- Linux上でsambaサーバーを走らせる
- Linux上でNFSサーバーを走らせ、Windows上でCygwinかSFUのNFSクライアントを走らせる。
- Windows上でCygwinかSFUのNFSサーバーを走らせ、Linux上でNFSクライアントを走らせる。
が有りますが、1では設定がかなり面倒。
2・3では余計なプログラムを走らせないといけない。(仮想マシンがかなりメモリーを食う上、扱うファイルもかなり大きいために出来るだけメモリーは節約しておきたいんです。)
と言うデメリットがあります。
その点VirtualBoxではファイル共有機能を持っているため簡単な起動用シェルスクリプトを走らせるだけで済みます。
インストールについてはここOracle VM VirtualBox Downloadsからインストーラーをダウンロードします。
その後は質問にこたえつつボタンをクリックするだけ、デフォルトのままで問題無く動きました。
これからチューニングの必要も出てくるかもしれませんがその場合は都度Tipsをアップして行きます。